3日目 Page~Monument Valley Part III



絶景のアンテロープ・キャニオンを堪能し、次に向かうはホースシューベンド。

コロラド川が馬蹄の形に蛇行していることから、そう呼ばれています。(ホースシュー:馬蹄、ベンド:湾曲)


アンテロープ・キャニオンからは、この近さ。

車でぴゅーっとひとっ走りしたら、あっという間に到着です。



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アンテロープ・キャニオンからは、車で10分程の距離。
Google Mapで見ても、馬蹄の形がわかる。



舗装も何も無い駐車場に車を停めたら、砂の丘を、上って、下ります。


向こうに見える、ぽっかりと穴が開いているような場所が、ゴールのホースシューベンド。

片道15分くらいでしょうか。



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赤い砂地を、ずんずん歩く。



足元はさらさらの砂地だけれど、思ったよりも歩きやすくて、「歩くの大変だよ」と聞いていたわりには、楽勝じゃない?と思いながら歩きました。(でも帰りの上りは辛かった~)

なんでも23年前にトレイルの整備工事が行われ、砂を固めて歩きやすくし、トレイルの途中にベンチや東屋(あずまや)風の休憩場所が設置されたのだそう。

それまではベンチも無く、未舗装の砂地を、足が埋まりそうになりながら歩くしかなかったんだとか。


日差しの強さと暑さには辟易しましたが、無事到着! でもまだホースシューベンドの絶景は見えません。

人がたくさんいる、あの崖っぷちまで行かなければ・・・。



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端っこまで近づかないと、絶景は見られない。



高所は嫌いだけど、観覧車は平気だし、東京タワーもスカイツリーの展望台も大丈夫だった。

だからたぶん大丈夫!なんて思いつつ、そろり、そろりと近寄ると・・・。


・・・。



・・・・・・。



無理。



ぜったい、無理。



吹きっさらしのこんな高い場所、無理。



馬蹄の全景は、崖の端まで行って覗き込まないと、見ることができないのですが、崖っぷちには手すりも柵も何も無く、端に近寄ろうと思っても、足がすくんで動けない。



下から吹いてくる風にあおられたらどうしよう。滑って転んだらどうしよう。誰かとぶつかってよろめいたらどうしよう。


もしも、もしも・・・。


もしも、が頭から離れない。


実際に落下事故も何度か起こっているという事実が、突然頭の中に蘇る。


身を乗り出したり、崖の先端まで近寄って自撮りしている人もいるけれど、わたしから見たら、とても正気の沙汰とは思えない。

もう、全く無理です。



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崖っぷちから、軽々と身を乗り出す人々。ひぇ~~~汗





絶景なんて見れなくていい。ギリギリ近寄って、馬蹄の上半分は見えたから、もう十分満足!堪能した!はい終了~!!




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頑張って近寄ってみた。けど、これ以上は無理!



高所恐怖症?なにそれ?的なKと離れ、一人そそくさと安全地帯へ避難するわたし。

Kは重~いカメラバッグを肩から下げたまま、崖っぷちに立ったり身を乗り出したりして写真を撮ることに夢中で、それを見ているわたしは心臓がバクバクして、寿命が縮まりそうでした。


「あんなところまで行って、バッカじゃない?!」「気が知れない!」「荷物重いのに、バランス崩したらどうするの?!落ちちゃうじゃん!」等々、安全地帯に戻ってきたKに罵詈雑言を浴びせかけ、かなり八つ当たりしていた記憶がうっすらあります。。。


反対に、Kには「せっかくここまでに来たのに馬蹄を見ないなんて、何しに来たの?」みたいなことを言われましたが、この時のわたしは、馬蹄なんてもうどーでもいい、早く安全な場所に戻りたい、の一心で。


それでもやっぱり写真くらいは全景写ったのが欲しかったので(笑)、Kにカメラを渡して撮ってもらったのがコレ。

勇気があれば、崖下300mに広がるこの絶景を、自分の目で見られます。



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勇気があれば見られる風景(苦笑)




大袈裟ですかね?今思うと、自分でも大袈裟かなと思わなくもない。

けど、本当に本当に、怖かったんです。

グランドキャニオンも、こんなんだったらどうしようと、一抹の不安が過ぎるのでした。。。






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by jasmine46 | 2016-12-13 22:42 | 2016年アメリカの旅